財政運営
アセットオーナー・プリンシプルの受入れについて
アセットオーナー・プリンシプルとは
- アセットオーナー・プリンシプル」は、わが国の経済における「成長と分配の好循環」の実現に向け、政府の「資産運用立国実現プラン(2023年12月)」の一環として2024年8月に内閣官房において策定されました。
- 「アセットオーナー・プリンシプル」では、それぞれのアセットオーナーが受益者等の最善の利益を勘案して、その資産を運用する責任(フィデューシャリー・デューティー)を果たしていく上で、有用と考えられる共通の原則(運用、ガバナンス、リスク管理における5つの原則と、それに付随する15の補充原則)を定めています。
※アセットオーナーの範囲には公的年金、共済組合、企業年金、保険会社、大学ファンドのほか、資産運用を行う学校法人等も含まれます。
※受益者等とはアセットオーナーの資産運用の成果により利益を享受する人で、企業年金基金では加入者、受給者・待期者が該当します。
※ご参考:内閣官房URL
(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/assetowner/index.html)
アセットオーナー・プリンシプルの受入れ表明について
- 「アセットオーナー・プリンシプル」の受入れ表明は任意ですが、アセットオーナーである企業年金が、加入者等の最善の利益を勘案して、その資産を運用する責任をより一層果たしていく観点から、受入れを検討することが望ましいとされています。
- 当基金では「アセットオーナー・プリンシプル」の受入れ表明について、専門委員会、代議員会において検討を重ねた結果、加入者・受給者にとって有益であるとの判断から、本プリンシプルの趣旨に賛同し、受入れを表明します。
「アセットオーナー・プリンシプル」の 5つの原則と当基金の取組み |
PDF形式 |
---|